ChatotTool 取扱説明書
ツールの概要
4世代でペラップの音程から初期seedおよび現在の消費数を特定し、消費の補助をするためのツールです。
コイントスはもはや不要です。
使い方
ChatotToolは大きくChatot SearchとChatot Counterの2つの機能に分かれます。
その他オマケ機能として起動時刻計算もサポートしています。
前提
ペラップには「おしゃべり」を使って録音を済ませておいてください。
本ツールでは880Hzのサイン波が録音されている想定で判定を行います。
聞き取りやすさの面からも、(ご自身の声や息を吹きかける音などでなく)880Hzを録音されることをお勧めします。
https://www.youtube.com/watch?v=bjUHXm9TVqA
Chatot Search
初期seedの特定を行うためのフォームです。
起動時刻・待機時間・空白時間を入力し、起動直後のペラップの音程を入力していくことで、初期seedを絞りこみます。
『目標seed』は入力された起動時刻・待機時間・空白時間から自動的に計算されます。
目標seedを直接指定したい場合は『起動時刻を計算』機能を利用してください。
ペラップの音程は1つ前の音と比べて高い/低い/同じくらいを聞き分けて入力してください。
最初の1回分は入力する必要はありません。
(最初の1回分には『1つ前の音』がそもそも存在しませんね)
高い/低いは厳密に区別されます。
「同じくらい」はかなり幅を持って扱っているので、自信が無ければ「同じくらい」を押してしまって問題ありません。
検索結果のセルをダブルクリックすると、Chatot Counterフォームが起動し、初期seedと現在の消費数が自動でセットされます。
https://gyazo.com/9a1433951845e4ccd08caed31380baa7
Chatot Counter
消費を補助するためのフォームです。
「しばく」ボタンを押すと消費数が1増えます。
1回押した後はエンターキーでもクリックした扱いになります。
オマケとして、背景のペラップが「ア"ー」と鳴いてくれます。末尾の矢印は、1つ前の音からの相対的な高さを表します。
目標消費数を入力しておくと、自動で残り消費数が計算・更新されます。
(見づらい位置にありますが)『声帯』にチェックを入れると、「しばく」たびに、想定されるペラップの声と同じ音程のビープ音が再生されます。
耳に自信のある方は、現在の消費数が間違っていないかの確認に使ってください。
ビープ音の再生は負荷がかかるようで、連続して「しばく」と上手く再生されないことがあります。対策としては、予め何らかの音声を再生しながら「しばく」ことでビープ音再生の負荷が軽減されるようです。
消費数を見失った場合は消費数再特定ボタンから消費数を特定することができます。
https://gyazo.com/b2ae750979a404ac8aeed75e359349e8
消費数再特定
使い方はChatotSearchと同じです。
『確定』ボタンを押すとChatotCounterフォームに反映されます。
『確定』ボタンは候補が1つに絞られると押せるようになります。
候補が複数残っている場合でも、セルをダブルクリックすることで、その候補に確定することができます。
https://gyazo.com/e53d83485788cdd43f89977925d61e47
起動時刻計算
入力された初期seedから起動時刻+待機時間を計算するフォームです。
fpsを60ではなく59.8261で計算するので、より正確な待機時間の算出が見込めます。
逆に言えば、フレーム数を入力して60fpsで秒数に換算してカウントダウンを行うようなタイマーツールには、ここで算出されたフレーム数を入力すると誤差が生じます。直接秒数を指定するか、CCTimerのようなfpsを指定できるタイマーツールを利用してください。
『空白時間』は手入力で変更できるほか、『プリセット』プルダウンから値を選んで設定することもできます。
『プリセット』はsetting.txtから読み込んだ値が並びます。
setting.txtは『ラベル: 空白時間の数値』を改行区切りで並べる形式で記述してください。
『リロード』を選択するとsetting.txtを読み込み直します。
どのような条件が入力されようと、待機時間を伸ばして無理やりにでも計算する仕様になっています。
法外な待機時間が指定されてもバグではないです。
『待機時間を伸ばす』にチェックを入れると、待機フレームが65535以下の場合のみ、待機フレームを増やした結果が表示されます。
基本は+65535Fして計算されますが、起動時刻が0時になるような初期seedの場合、+16777216Fされます。これも仕様です。
『コード』は後述する起動時刻コードが表示されます。コピーして保存しておけば、作業途中でツールを閉じる場合などに復帰が楽になるかもしれません。
『確定』を押すと結果がChatotSearchに反映されます。
https://gyazo.com/0947cee67346870aefe7817999af5bdc
コードを入力
起動時刻コードを読み込んで、ChatotSearchフォームに起動時刻・待機時間・空白時間を反映させる機能です。
当初はDiscordの乱数調整サーバーに置いてあるbotの起動時刻計算コマンドとの連携を想定して実装した機能ですが、本ツールに起動時刻計算機能が組み込まれたので、ほとんど出番はないかもしれません。